南部鉄器 鉄瓶 平甑特大 木蓮 2.8L 松鹿堂 伝統工芸士 菊池真吾作
¥88,000
発送時期について:ご注文確認後1-2週間以内発送予定
<仕様>ホーロー加工なし、釜焼きによる酸化被膜仕上げ、持ち手固定
個人工房の作品紹介です。
岩手県奥州市に工房を構える松鹿堂 伝統工芸士 菊池真吾さんの作品です。
焼型製法により制作されています。
生活様式の変化から、現在では貴重となった大きいサイズの鉄瓶です。
甑口と呼ばれる意匠であり、茶釜の意匠を源流としております。
甑(こしき)とは、米や豆などを蒸した器という意味があります。
鉄瓶、茶釜の胴体から垂直に立ち上がった円筒の形状を甑口と呼ばれます。
鉄瓶の蓋には、摘みに松ぼっくり、竹の文様があしらわれています。
メインの模様となる主題は「木蓮」です。
木蓮は中国が原産地であると言われています。日本においては、4月頃に花が咲きます。
木蓮の柄の採用は、鉄瓶においては珍しいものです。
菊池真吾さんの、慎ましい造形表現のタッチと、木蓮の花びらの造形が非常に親和性を感じ、彼自身の世界感を垣間見ることができます。
内部は釜焼きによる酸化被膜が施されており、内面に塗装は施されていません。
持ち手は貴重な手作りの鍛造品です。持ち手の職人は現在、非常に少人数となっています。
手工芸品としての製造アプローチであるため、持ち手自体も風情のある形状や、表面のテクスチャーとなっています。
※使用時の注意
内部の酸化被膜を傷つけますと、錆びの発生につながりますので、内部を
たわしなどでこするのは控えてください。
IH使用の際には弱火から中火の範囲でご使用ください。
※IH機器によって対応サイズが異なります。事前にお確かめください。
材料:鋳鉄、鋼材
表面:漆焼き付け
内部:釜焼き(素焼き)による酸化被膜仕上げ、無塗装
高さ:29cm
横幅(注ぎ口含む):約26.5cm
胴回り直径:21cm
底面直径:12cm
重さ:3.3kg
容量:2.8L(満水)
発送方法:ヤマト便