南部鉄器 鉄瓶 胴張 (どうはり) 双龍 1.5L 松鹿堂 伝統工芸士 菊池真吾作
¥79,200
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<仕様>ホーロー加工なし、釜焼きによる酸化被膜仕上げ、持ち手可動(片側に約45度)
個人工房の作品紹介です。
岩手県奥州市に工房を構える松鹿堂 伝統工芸士 菊池真吾さんの作品です。
焼型製法により制作されています。
緩やかな勾配のある筒型の形状から、胴張形と名付けられています。
表と裏には名前の通り、2匹の龍が描かれています。表情の違いも見どころです。
日本において水墨画に度々描かれてきた伝説の生き物でありますが、この鉄瓶の中に描かれる龍は霞、または雲の中からヌッと顔を出す表現がされています。鋳肌の質感がそれをより演出しています。
「日常の景色の中に、超常的な存在がすぐ隣にいるかもしれない」という考え方は、日本における自然との距離感や、畏怖するものとの独特な距離感があるかもしれません。
決して、過度に装飾や誇張がされていない2匹の龍にそれを感じ取ることができます。
・摘みの意匠について
作家である菊池さんのイメージは、宝珠をつかむ龍の爪だと語ります。
・持ち手について
焼型の鉄瓶の中では珍しく、可動する持ち手です。
蓋が広く大きいため、水を入れる、蓋を開けるなどの際に機能的です。
片側に約45度まで傾けることができます。それ以上無理に倒そうとすると破損を招く恐れがありますのでご注意ください。
内部は釜焼きによる酸化被膜が施されており、内面に塗装は施されていません。
釜焼きの際に、内部が一部赤くなっている箇所がありますが、製法上の仕様であるためご了承ください。
※使用時の注意
内部の酸化被膜を傷つけますと、錆びの発生につながりますので、内部を
たわしなどでこするのは控えてください。
IH使用の際には弱火から中火の範囲でご使用ください。
※IH機器によって対応サイズが異なります。事前にお確かめください。
材料:鋳鉄、鋼材
表面:漆焼き付け
内部:釜焼き(素焼き)による酸化被膜仕上げ、無塗装
高さ:約20cm
横幅(注ぎ口含む):約20cm
胴回り直径:約16cm
底面直径:約12cm
重さ:1.7kg
容量:約1.5L(満水)
発送方法:ヤマト便